「紅茶は3分」って誰が言った? 2/2

 

こちらの記事 の続きです。

 

ざっくり振り返ると

 ・紅茶の茶葉には大きさが色々あるよ

 ・茶葉の大きさのコトを「等級」と言うよ

というハナシでした。

 

 

 紅茶の葉を想像してみてください。

(木に生えてる時のんじゃなく、すでに紅茶になっている方)

 

大きい茶葉って、大抵、茶葉がねじれています。
紅茶が抽出される際は、

まずこのねじれ(「より」と言います)が

ほどけて→広がって美味しく抽出されます。

 

ほどけるまでにも抽出は進んでいますが、

ねじれがほどけてからの方が肝心。
つまり、美味しくなるまでにそれなりに時間がかかります

一方、細かい茶葉はそもそもねじれていません。
だから、抽出がすんなり進みます。
つまり、時間もそんなにかかりません


always*alwaysでは、紅茶の抽出時間は


大きい茶葉→5分
細かい茶葉→1分半

 

を目安に、とお伝えしています。

 

でもね。

 

世の中に流通している茶葉の多くは
「大きくもなければ、そない細かくもない、中間くらいの大きさ」
のモノが大多数なんです。


で、その中間的な大きさ茶葉だと抽出時間は・・・
そう、
「3分くらいがちょうどいいものが多い」んです。


ここら辺の事情をぎゅーーっと縮めて、もしくはスコーーーンと飛ばして、「紅茶は3分」という言葉だけが独り歩きしているのが現状なのかな、と私はみています。

 

 

 

 

*まとめ*

 

「紅茶は3分」というのは合っている場合もあります
でも、茶葉がすごく大きい場合なら、3分じゃ足りません。
すごく細かい場合なら、濃くて濃くて大変です。

なので「3分」で覚えるのではなく、
茶葉の大きさで判断していただくと失敗ないですよ。


ちなみに。
always*alwaysの商品は

2分半~3分くらいで美味しく抽出されるくらいの大きさにしてあります。

だから、ウチのコに関しては「紅茶は3分」でもはずしません。

(宣伝か) 

(そうですが何か)

 


ちなみにちなみに。
今日は「時間」のハナシでしたが「茶葉の量」も美味しい紅茶を飲むためには重要なファクターです。

 

それはまた別の記事で。